CSPプロセスモデルの実装ツールであるJavaライブラリのJCSPの環境構築について



書籍やWebページにも環境構築に関して記載されているものがあるので、
どちらかと言うと、研究室内向けのページです。





以下はすべて、Windowsでの作業に関して記述します。



  1. Javaの開発環境をインストールする

    Oracleのサイト(本家)[http://www.oracle.com/index.html] から、
    Downloads -> Java for Developers -> Java SE 8u11 : JDK -> windows x??
    をダウンロードし、インストールする。
    (32bitか64bitかで、??の部分は変わります。)
    (2014/07/16 時点で、Java SE 8u11 が最新)
    • Java SE8 からXPへのインストールが容易でなくなりました。
      できないわけではないのですが、サポートが切れたのでできるだけXPの使用は避けましょう。




  2. JCSPライブラリのダウンロードとインストール

    1. 「JCSP」と検索すると、KENT大学が公開しているJCSPライブラリ「JCSP 1.1 Release Candidate 4 (rc4) 」(2014/07/16 時点でjcsp-1.1-rc4.jar が最新)があるので、それをダウンロードします。

    2. ダウンロードしたファイルを解凍します。
      解凍する場所はどこでも大丈夫ですが、jdkがインストールされたフォルダがわかりやすいと思うので、今回はjdkがインストールされた場所に解凍します。

      jdkはデフォルトでは"C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05"にインストールされています。
      そこにダウンロードされたjcsp-1.1-rc4.jarを置きます。
      これより先にあるpathは全てデフォルトの場合です。 適宜、自分の場合に読みかえて下さい。

      jcsp_cmd_cd.png
      コマンドプロンプトを起動し、

          "cd C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05" -> Enter

      し、解凍する場所まで移動します。







      jcsp_cmd_jar.png
      コマンドプロンプトで、

          "jar xf jcsp-1.1-rc4.jar" -> Enter

      とすることで、"jcsp-1.1-rc4"というフォルダが新たにつくられます。







      jcsp_explorer.png

      jcsp-1.1-rc4フォルダの中身は右のようになっています。







    3. 環境変数の設定

      jcsp_envpath.png
      コントロールパネル -> システム -> システムの詳細設定 -> 環境変数

      から環境変数を設定します。

      以下、設定する項目についてです。


      下記の、"a"、"b"、"c"、の項目に関する変数がなかった場合は、新規に作成して下さい。


      1. CLASSPATH

        .;
        C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05\jcsp-1.1-rc4\jcsp.jar;
        C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05\jcsp-1.1-rc4\jcsp-core.jar;
        C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05\jcsp-1.1-rc4\jcsp-demos-util.jar;


        最初のはミスではなく、"."がカレントディレクトリを意味しています。

        CLASSPATHが設定されていない場合はデフォルトが、"."なので、カレントディレクトリにあるclassファイルはクラスパスの設定をせず実行できます。

        しかし、CLASSPATHは設定すると追加でなく上書きされてしまい無効化されてしまい、
        後々面倒になっていく、かつ、ほとんどの場合においてカレントディレクトリも含めて設定したほうがいいので、今の段階で設定します。


      2. JAVA_HOME

        C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05\;

        これはjdkのインストールされた場所を指定します。
        JDKのインストールされているディレクトリを探すアプリケーションのために設定します。


      3. Path

        C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_05\bin\;

        "javac.exe"のある場所を指定します。
        これを設定しないとコマンドプロンプト上で、"javac"コマンドが使用できません。


        以上で環境変数の設定は終了です。





    4. 確認

      1. Javaの開発環境の確認

        jcsp_cmd_javac.png

        コマンドプロンプト上で、

            "javac -version" -> Enter

        とすることで、バージョン情報が出力されれば、Javaの開発環境のインストールは完了です。






      2. JCSPライブラリの使用可否の確認


        サンプルプログラムをダウンロードし(学内限定)、このJavaプログラムをコンパイルでき実行できれば、問題なくJCSPライブラリを用いた開発が可能です。


            "javac TimedProdCons.java" -> Enter

        でコンパイルし、

            "java TimedProdCons" -> Enter

        で実行します。



        コンパイルと実行結果は下の通りです。



        jcsp_sample_execute.png







以上で、インストール作業は終了です。


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Last-modified: 2014-10-28 (火) 15:23:04 (1118d)