研究室のPCへのリモートログインやリモートデスクトップについて



研究室の需要的に

  • Windows -> Windows
  • Windows -> MPPA Developer




を載せていく。





  • Windows -> Windows

    1. リモートデスクトップを利用する。


      注意事項としては、リモートデスクトップの接続先(ホスト)となれるのは、Professional以上のエディションです。

      Home Premium ではなれません。(接続元(クライアント)にはなれます。)



      また、リモートデスクトップを受け付けるよう、

      Microsoftのサポートページで設定を最初に確認してから、次へ進んで下さい。



      win_remote_desktop.png



      この画面で、接続先ホスト名/IPアドレスを指定し、ログインユーザー名とパスワードを入力する。



      しかし、SSHで暗号化された状態での通信でリモートデスクトップを行いたい。

      かつ、リモートデスクトップで接続する使用ポートはデフォルトで「3389」であるので、大学側がこのポートを開放しているとも思えない。

        -->なので、ssh経由を利用した(ポート:22 は開放されていることは確認済み)リモートデスクトップを行いたい。

        -->sshポート転送(ポートフォワーディング)を行うことでこれを実現する。




  1. 必要なツールを用意する。




    1. TeraTerm -> [http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/] でインストーラーをダウンロードしインストールする。


    2. TeraTermでsshポート転送の設定を行う。





      tera_new_connect.png


      TeraTermを起動すると、このような画面が表示される。


      「ホスト」の部分にはsshでの接続先を、ホスト名/IPアドレスで指定する。







      tera_ssh_login.png



      ホスト名を指定し次へ進むと、ログイン認証画面が出てくる。


         --> 鍵が一致していない事による(そもそも鍵を指定していないが・・。)、警告がでることもあるが、気にせず次に進む。



      ユーザー名とパスワードを指定して、「OK」をおす。







      tera_ssh_cmd.png



      ログイン認証が成功すると、上の画像のようにホストのシェル画面が表示される。








      tera_ssh_menu.png


      メニュー -> 設定 -> SSH転送 から、SSH転送設定画面を開く。







      tera_ssh_forward.png



      「追加」ボタンを押す。








      tera_ssh_forward2.png



      「ローカルのポート」を選択し、ローカルの使用していないポートを適当に指定する。(ここでは33389を指定した。)


      「リモート側ホスト」では、最終的にリモートデスクトップで接続したいホストのホスト名/IPアドレスを指定する。


        --> ここのIPアドレスの指定方法としては、先ほどSSHで接続したホストから見た場合のIPアドレスを指定する。


      「リモート側ポート」では、リモートデスクトップで使用するポートである「3389」(デフォルト時)を指定する。




      全て設定したら、「OK」ボタンをおす。





      TeraTermの設定は以上で終わりである。



      最後に、ローカルでの「netstat- an」コマンド結果を参考にして、 先ほど、ローカルのポートで指定した「33389」ポートが「LISTENING」になっていることを確認する。


      なっていなかった場合はもう一度設定を確認しよう。




      この状態でも、TeraTerm上でssh接続したホストのファイル等を参照できる。





  2. リモートデスクトップを行ってみる。



    win_remote_config.png


    Windowsのリモートデスクトップ画面に戻る。


    上の画像のように、コンピュータのところには「127.0.0.1:33389」を入力し、接続ボタンを押す。



      --> 「127.0.0.1」は、" localhost "で自身のマシンを意味し、
      --> 「:33389」は、TeraTermでのSSHポート転送で指定したポートのこと。
        -->(このポートの状態が、LISTENING になっていることは確認しましたか?)




    あとは、リモートデスクトップで接続するマシンに対する、ユーザー名とパスワードを入力して、成功するとSSH経由でのリモートデスクトップが可能になる。






    今までのマシンの関係図は、以下の通りである。


    win_remote_flow.png





    PC A (自宅) から、サーバー (学内) を( ssh )経由して、PC B (学内)へとリモートデスクトップをしようとしている。



    なので、途中で出てくる、
      --> sshでの接続先を、ホスト名/IPアドレスで指定する。 ==> サーバーのホスト名/IPアドレス を指定する。


      --> 最終的にリモートデスクトップで接続したいホストのホスト名/IPアドレスを指定する。 ==> PC B(学内)のホスト名/IPアドレス を指定する。


    という意味に、置き換えられる。







    リモートデスクトップでホスト(接続先)となれるのは、WindowsのエディションがProfessional以上でないと利用できません。


    (研究室のPCはほとんど、Professional以上なのであまり問題はないが。)

    TeamViewer等、別途ソフトを使用すると、Home Premium でもホストになれるそうです。

    (後に加筆予定)


    また、

    Android/iOSからリモートデスクトップできるアプリがMicrosoftから公式に出てるみたいなので、興味ある人は試してみるのも良いと思います。






演習



TeraTerm で、 SSH接続したサーバーのディレクトリ構成を見てみよう。













次に、

  • Windows -> MPPA Developer

    1. MPPA Developer で SSH Server を起動する。

    2. Xming X Server for Windows をダウンロードしインストールする。


      UNIX系OSを利用している場合、ネットワーク経由でGUIアプリケーションを起動・操作することが可能になるが、
      この Xming は Windows用 X Server であり、
      これを利用すると、Windows -> UNIX/Linux系のOSへと、リモートログインができる。


      最近、最新版が有料になってしまったようで最新版でないものをダウンロードする。

      Xming X Server for Windows Official WebSite -> [http://www.straightrunning.com/XmingNotes/]

      以前バージョンのダウンロード -> [http://sourceforge.net/projects/xming/]


      インストール方法は特に気にすることなく"次へ"を押していけば問題ない。


      デスクトップにショートカットを作成するぐらいはしておいた方が便利ではある。


    3. Xming起動方法


      XLanch.png

      のアイコンを叩く。(デスクトップにショートカットを作成していた場合。)



      すると、以下のようなウィンドウが出てくる。

      X_Display_Settings.png


      ここはとりあえず、左上の「Multiple windows」を選択し、「次へ」ボタンを押す。








      X_Session_type.png


      Xmingを起動した後、どうするかをきいています。


      真ん中の「Start program」で、X Client のアプリケーションを、実行できるように選択しよう。








      x_Start_program.png



      「Using PuTTY (plink.exe)」を選択する。


      「Connect to Computer」で接続先のホスト名orIPアドレスを指定する。

         -->ipアドレスはlinux上で「ifconfig」とコマンドを打つと確認できる。


      「Login as user」でログインユーザーを指定する。

      「Password」でログインユーザーに対するパスワードを入力する。



      そしてから、「次へ」ボタンを押す。







      X_Additional_parameters.png




      ここはそのままにして、「次へ」のボタンを押す。


        --> Additional parameters for PuTTY or SSH の部分に「-ssh」というパラメータを入れても問題ない。








      X_Finish_configuration.png



      最後はこの画面だが、この入力設定を保存する場合は、「Save configration」を押して、xlaunchファイルとして保存する。

        -->この保存したファイルをダブルクリックすることで、今後は同じ作業を省くことができる。

      そして「完了」ボタンを押す。








      X_mppa.png



      するとこのような画面が出てくるので図のように、
        -->eclipse &
      や、
        -->firefox &

      とコマンドを打ってみよう。

      Eclipseや、firefoxが起動するはずである。




      これは、環境変数が設定されているからである。


      後ろに、"&"をいれるのはバックグラウンドで動作させるという意味である。







演習



ログインした後にコマンドを利用して、MPPA Developer上のファイルの中身(テキストや画像、pdf等)を開いて閲覧してみよう。













X Window System とは




X Window System は、マサチューセッツ工科大学のAthenaプロジェクトによって開発されたウインドウシステムである。


X Window System はマウスやキーボード等の制御や画面表示の処理を行う X Serverと、

環境を利用して動作するアプリケーションである X Client で構成されており、

Window と System が独立したソフトウエアとして動作することで、GUI環境を実現している。


フローは以下の通り。

X_Window_System_SamePC.png





Server / Client 型のシステムなので、ネットワークを介して画面をコントロールし、リモート側のアプリケーションを扱う機能も持っている。



X_Window_System.png




上の図は、Xmingを使用してWindows上でのX Server と、Linux上でのX Client との連携の様子であり、
その結果をX Serverが起動してあるWindowsマシン上で表示できる。


(Windows上で、Linuxのアプリケーションをリモート操作できる。)



複数のX clientを制御することができ、その場合は、



X_Display_Settings.png





のDisplay numberの部分をClientごとに、「1、2、3、・・・」と重複のないよう割り振らなければならない。




また、


x_Start_program.png





の画面についてもう少し詳しく記載すると、


  • Run Local

  • Using PuTTY (plink.exe)

  • Using SSH (ssh.exe)

の3種類のプログラムの起動の仕方があるが、



Server/Client の関係から、

  • Run Local

  • Using PuTTY (plink.exe) / Using SSH (ssh.exe)

の2パターンに分類できる。



先程は、

  --> Using PuTTY (plink.exe)で、 start program には 、xterm を指定していた。


これは、「 リモートの(linux上の)xtermというアプリケーションを実行したい 」という意味である。


リモートのアプリケーションを実行したい場合は、「Using PuTTY (plink.exe) / Using SSH (ssh.exe)」のどちらかを選択しなければならないが、

デフォルトでXmingと同時にインストールされるUsing PuTTY (plink.exe)を選択していれば問題ない。




では、「Run Local」はどうであろうか。


こちらは文字通り、「ローカルのプログラムを実行する」という意味である。

具体的に見ていく。


x_Start_program_local.png




Start program では、

   --> "C:\Program Files\teraterm\ttpmacro.exe" "C:\Program Files\teraterm\ssh_login.ttl"


と指定している。


これは、ローカルプログラムの TeraTerm を引数 "C:\Program Files\teraterm\ssh_login.ttl" として起動するという意味である。


"C:\Program Files\teraterm\ssh_login.ttl" はマクロである。


このファイルの中身は次の通り。


connect 'xxx.xx.xx.xx:22 /ssh /ssh-X /auth=password /user=user_name /passwd=pass'

waitevent 4



IPアドレス xxx.xx.xx.xx:22 にssh経由で、

   --> ユーザー名 : user_name

   --> パスワード : pass


の組み合わせで接続し、認証が完了するまで待つ。というマクロである。



また、TeraTermのSSHポート転送設定では、

tera_ssh_forward.png



にある通り、リモートの(X)アプリケーションをローカルのXサーバに表示するにチェックを入れて、

設定を保存しTeraTermを終了する。

その状態から、XLanchにより上にある通りの手順でXming (X Server)を起動しよう。



認証が成功すると、

X_mppa_tera.png



のように接続&認証が終了した状態で TeraTerm が起動する。



xtermの時と同じように、

   --> eclipse &


と打ち込み、ローカルのX Serverにより、リモートのアプリケーション( 今回は、Eclipse )の画面が表示されることを確認しよう。


TeraTerm が、X Clientのアプリケーションを、ローカルのX Server に表示するように、裏で様々な処理をしてくれている。




以上より、X Window System は X Server と X Client とのやりとりによるウィンドウシステムであり、

X Server と X Client が同一のPC上にない状態でも、

ネットワークを介してリモートログインをすることが可能であることを掴んでもらえただろうか。




演習




X_Session_type_no_client.png



XLanchにおいて、「Start no client」を選択しそのまま「次へ」を押し続けて完了しよう。


英文で、

  • This will just start Xming. You will be able to start local clients leter.

と書いてある。

   --> Xming : Windows で動作する X Server のことである。


これらのことから先の英文は、

  • X Server だけを起動するから、その X Server に X Client のアプリケーションの画面を表示してくれるようなローカルのプログラムを、後に自分で起動してね



という意味にとれる。




では、書かれている通りに、ローカルのプログラムを自分で起動して、

X Server に X Client のアプリケーションの画面を表示させてみよう。


( Windows上で、MPPA Developer のアプリケーションの画面を表示させ、リモートデスクトップを実現してみよう。 )













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Last-modified: 2014-10-28 (火) 15:23:04 (1118d)